認知症とチョコレート!? 〜もろい歯科 院長だより〜
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もろい歯科 院長の諸井裕子です。
今回は「認知症とチョコレート」 と題しましてお届けしたいと思います。
私はチョコレートと言うと、母を思い出します。母は「認知症になりたくないから、チョコレートを食べるね」といつも言っていました。母の言葉が気になり、様々な文献を 調べてみたところ、いわゆるチョコレートの原料となる「カカオ」に含まれる「カカオポリフェノール」が認知症予防 に効果的だと言うことが分かりました。
老化は体内でできた「活性酸素」によって促されますが、 これを抑える「抗酸化作用」がポリフェノールにはありま す。このように「チョコレート」には「脳を守ることがで き認知症の予防になる」効果があるということがわかりました。
特に認知症予防のために効果的なのは、「カカオ 70%」「99%」など「カカオの濃度が高いチョコレート」です。 「カカオ 70%以上」はダークチョコレートと言われ、カ カオの濃度が高くなるほど当然、甘くなく、苦味成分全開 で「渋い」と感じるようになりますが、「ダークチョコレー トは糖尿病、高血圧を克服してくれる」そういった効果も 確認されており、他の病気によって間接的に引き起こされる認知症を遠ざける意味もあります。
ここまででも十分「チョコレート」の隠れた効果がお分 かりいただけたと思いますが、さらに効果的な食べ物にす るためには、「普通の」チョコレートは加熱乾燥したカカ オ豆を使用して作られているため、発酵食品としての良さ は失われてしまっています。そこでおススメしたいのが「ローチョコレート」。全ての食材を 47°C以下で調理し、 発酵過程で産まれた酵素が生きたままチョコレートとして 加工します。
私は発酵食品として「ローチョコレート」をいつも作っています。美味しくて、身体にもとってもいいんですよ。
用意する物(ローダークチョコレート※カカオ 80%)
ローカカオバター…85g
ローカカオパウダー…35g
アガベシロップ……27g (お好みで増やして下さい)
塩……………………ひとつまみ
作り方
- 溶かしたローカカオバターをボウルに用意しローカカオパウダー、塩を加え、パウダーがダマになら ないように木べらでよくかき混ぜる。
- 更にアガベシロップを加えて良く かき混ぜながら 42°Cになるまで湯 煎で温める。
- 42°Cになったら湯煎から外し、ボ ウルの底を氷水に当てて、ゆっくり と 26°Cまで木べらで混ぜながら温 度を下げる。
- 26°Cになったら、再び湯煎にかけ て 31°Cまで温めカップなどに移す。
- 10 分ほど冷蔵庫に入れて冷やし固める。
酵素を壊さないように 47°C以下で調理する事がポイン トですが、“気軽に・手軽に” が合い言葉の Moroi’s Kitchen では、温度調整もあまり神経質にならずに(お料理の先生、 ごめんなさい\(;゚∇゚)/ヒヤアセ)ボウルに 50°Cのお湯を入れ て湯煎にしています。冬は時々お湯を入れ直しますが、温度計は使いません。
※「チョコレートはちょっと苦手で…」、という方には九州大学名誉教授・藤野武彦先生が開発された世界初の自然物 資ホタテ抽出『プラズマローゲン』は如何でしょう?『プラズマローゲンS』と『ゼリーカプセル』はもろい歯科で お取扱い可能です。ご興味のある方はお気軽に受付または フタッフまでお声がけください。