歯並びについて(1)
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歯並びについて(1)
いつもご来院有難うございます。
歯並びが心配なお子様をお連れの保護者様、矯正希望の患者様も多数ご来院頂き、当院の矯正につきまして質問を頂く事が多くなりました。
当院の歯並びに対する考え方、また矯正方法につきまして説明させて頂きます。
患者様の口腔内を見せて頂く度に、いつ介入していればこの患者様の歯並びが悪くならなかったのかな?と考えます。同時に少しのアドバイスや負担の少ない治療で、本格的な矯正治療をしなくて済むなら、こんなに幸せな事はないんじゃないか、と思っています。
〜小児期の患者様につきまして〜
不正歯列の兆候は、顎の成長不足を意味し、舌や口腔周囲筋の不十分な発育、歯の周りの骨の劣成長や呼吸の機能も全て関連しています。
特に、口呼吸の患者様は下顎が後退する傾向にあります。鼻呼吸が出来ないために、鼻骨が発達せず、舌の成長障害、同時に上顎骨も発達しません。
当院では、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在してる時期)の患者様には、マウスピースを使って頂きます。舌を正しい位置に導き、鼻呼吸になる事により歯並びだけではなく、心身共に健康な身体を作る事が出来る事を実感しています。
「お口ポカン」より、深い鼻呼吸を獲得する事で精神的にも安定し、集中力がつくと思いませんか?早期に正しい機能獲得に導く事により歯並び改善、またそれ以上の付加価値を得る事が出来ましたら、こんなに幸せな事はありませんよね。